2010年7月30日金曜日

進級ガイダンスで出たご質問にお答えします

●進級ガイダンスのアンケート用紙に書かれたご質問にお答えします。

1)社会構造論プログラムには日本社会と西洋社会の成り立ちを考えるゼミがありますが、それ以外の地域(東南アジアや中南米など)に関する研究はできますか?

 社会構築論系が設置しているアジアについての科目は、「アジア地域社会論」「アジアの地域・都市の研究」という講義、「アジア社会構造1,2」という演習があります。これ以外については、多元文化論系の演習科目、講義科目、文学部アジア史コースの講義科目を履修することが可能です。中南米については、多少、手薄な状態です。


2)言語という側面から、社会を広く考えることはできるでしょうか。ある地域に限定せず、広く社会と言語の関係を考えたいと思います。

 「言語」と「社会」というテーマは、共生社会論ゼミの森先生の基本テーマのひとつです。言語を、何々語という点でよりも、言語そのものの機能と意味ということから、社会を考えるのは、このゼミのテーマでもあります。