多くの方に参加していただきましたが、参考になる情報はありましたか?
ガイダンスの際にお配りしたアンケートを通じて質問をいくつかいただきましたので、以下にそれぞれの質問への回答を載せておきます。
Q.留学をしなければならないゼミはありますか?
社会構築論系には、留学が必須となっているゼミはありません。ただ、留学する学生の多いゼミもいくつかあります。
留学を希望する場合、たとえば2年生の後半から留学するのであれば、ゼミ選択の時期と重なってしまうので、事前に希望するゼミの先生とコンタクトを取っておくようにしてください。また、留学先で取った演習系科目の単位が社会構築論系のゼミの単位として振替可能な場合がありますが、どの科目であればそれが可能になるのかということをゼミの先生に、あるいはゼミ決定前であれば論系主任に相談しておく必要があります。事前相談なしで留学に行き、帰国後に単位振替の申請をした場合は承認が非常に難しくなります。ただし、単位認定は帰国後の判断になりますので、事前相談があれば自動的に単位振替が可能になるというわけではありません。
とにかくわからないことがある場合は、先生や助手に早めに相談するようにしてください。
Q.フィールドワークって国外にも行きますか?
現在はどのゼミも、ゼミ単位で国外にフィールドワークに行くことはありません。ただし、ゼミ生の提案次第では可能になる場合があります。
また、もちろん個人として国外でのフィールドワークをおこなうことは自由ですので、現在でもゼミ生個人が国外へ行くケースはあります。
Q.私は現在大学院への進学も視野に入れているので、大学院進学に関してもう少し知りたいです。
直接、社会構築論系の上に大学院があるわけではありませんが、これまでの卒業生の進路をみてみると、文学研究科やその他の研究科へ、また他大学や海外の大学の大学院へ進学しているケースがあります。
なお、社会構築論系の先生方の多くが文学研究科の大学院でも指導を受け持っていますが、大学院でそれらの先生の指導を受けたい場合は各先生の専門領域を事前に調べるようにしてください。文化構想学部あるいは社会構築論系では必ずしも既存の学問領域の区分にとらわれず比較的自由なテーマで研究をおこなうことができますが、文学研究科の場合、日本史学コース、社会学コース、教育学コースといった形で専門領域ごとにはじめから分かれています。それぞれのコースで指導をする先生方も基本的にはそれぞれの専門の学問領域の範囲内で指導をすることになりますので、大学院進学に際しては、自分が関心を持っているテーマが当該コースや指導教員の専門領域で研究できるどうかを確認しておく必要があります。
また、各研究科で大学院の進学説明会をおこなっていますので、そちらの情報も随時チェックするようにしてください。